東習志野巨大マンション「ユトリシア」について考える: 操業時のJFE建材(旧・川鉄建材)習志野工場
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マンションの名前は「ユトリシア」 | メイン | 「景観と住環境を考える全国ネットワーク」 発足

操業時のJFE建材(旧・川鉄建材)習志野工場

「ユトリシア」建設地は2003年まではJFE建材習志野工場だった。
JFE建材(旧・川鉄建材)は、昭和36年(1961年)から平成15年(2003年)まで操業。
主に浴槽を生産していた。
1950年代後半から1970年代にかけて各地に建てられた団地の浴槽の多くは、
川鉄習志野工場で生産され全国に出荷されたと聞く。

以下は操業時、2001年の建屋。↓(ZENRINより) クリックで拡大

JFE建材操業時の建屋


2003年、閉鎖時の配置はこんな感じ。↓(JFEプレスリリースより)クリックで拡大

配置


2005年、土壌汚染改良工事中の画像。↓(Googleより) クリックで拡大

土壌汚染改良工事中


当初、「住宅には不向きである」という事もあり、
株式会社ダイヤモンドシティ (2007年株式会社イオンモールに吸収合併) の、
ミニシアター等を含む大型ショッピングセンターという計画案があった。
しかし、既に近隣にはイトーヨーカドー、イオンショッピングセンター、マルエツなどの
大型商業施設があった事、地元商店街の反対があった事、習志野市自慢の
マラソン道路を分断しなければならない事などが理由で、大型商業施設の計画は流れた。

「住宅には不向き」とされていたはずなのに、その後この土地を買い付けたのは
長谷工コーポレーションだった。


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