東習志野巨大マンション「ユトリシア」について考える: 環境改善工事の計画内容
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環境改善工事の延長 | メイン | 川鉄習志野工場がしていた事

環境改善工事の計画内容

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JFE建材は、旧習志野工場から出る特定有害物質である
フッ素及びホウ素が環境基準値を超過した土砂、約120,000 m3を
22ヶ月かけてJFE スチール株式会社東日本製鉄所岸壁(千葉市)へ
運搬し、一時仮置、積替えて船舶にてセメント工場へ搬出する。
仮置き期間は1から2 日。

ダンプ・トラック受入台数:60から100 台/日
船舶(699t クラス):2から3 隻/週

搬出先 太平洋セメント(株)の各セメント工場(北海道、九州、その他)
(セメント原料として再利用を行う)

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JFE建材は上記の計画を平成16 年8月6日に搬出先である千葉市長に提出しました。


それからというもの、工事休業日を除く毎日、
工場建屋を壊す騒音と振動、土を掘り返す振動、土ぼこりに悩まされました。
毎日100台近くのダンプが管理土と呼ばれる汚染された土砂を満載して
工場跡地から蘇我の岸壁に向かって行きます。
ダンプによる振動も凄いものでした。
中には非常に運転操作の荒い運転手さんもいて、
積んだ管理土がこぼれ落ちていたこともあります。

工事現場を足場を組んでシートなどで囲んでいましたが、
強風の時は足場ごと倒れ、元々あったブロック塀ごと10M近くに渡って
ハミングロード側に倒れてきたこともあります。
又、シートが風によってあおられて外れたり、バタバタバタとはためいて
しまって、その音の怖さで夜を過ごした事もあります。

本当にこの期間は振動、騒音、風、砂埃がひどかった記憶しかありません。
振動も色々あって震度5ぐらいの揺れや、
小さく細かい振動(例えて言うとしたら超音波のような)などがありました。
小さい振動というのは、とても気持ちの悪いものです。


その日の工事が終わってもまだ体が揺れていました。


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